GUCCI ホースビットローファー
今年1年は本当に好きな服を買おうと決めて色々お買い物をした。2月に買ったGUCCIのローファーで初めてハイブランドデビューもした。
GUCCIのローファーは歩きやすくてどんな服にも合うし本当に最高。つやつやのレザーが目に入るたびに嬉しくなる。良い靴を履くとこんなに自信満々でいられるんだという経験ができた。
TOD'S ホリーバッグミディアム
通勤用に買ったTOD'S。GUCCIのローファーにぴったりで一緒に持つのがお気に入り。バッグ自体がレザーでかなり重く、実は今はナイロン製の軽いバッグを毎日使っている。でもクローゼットにあるだけでいいの。実用性は無くても、このバッグが似合うように生きていきたいと思う象徴のような存在だから。
Theory luxe スーツ
きちんとした通勤服を買おうと10ブランド以上回って一番仕事できそうな見た目になったのがセオリーリュクスだった。ジャージみたいな生地で動きやすいのにジャケットもパンツもブラウスも家で洗えて最高。
TICCA カットワークスリーブワンピース
猛暑を乗り越えるために、綿素材で洗えてすぽっとかぶるだけで街にも行けるワンピースを探し回って見つけた一着。HPで太田莉菜さんの写真を見た瞬間これだ！と思い試着しに行って即購入した。ちょっとマタニティぽく見えなくもないけど、ショルダーバッグを斜めがけして太って見えないよう気をつけてる。袖のたっぷりしたレースが大好き。
mame kurogouchi フローラルモチーフエンブロイダリースウェット
家に娘といると襟ぐりは引っ張られるしヨダレもつくし家事もするし汚れてもいいスウェットとデニムばかり着ていたのだけど、家にいるときこそ本当に好きな服を着たいと思って探し回った一着。近くの試着できるお店でサイズを確かめ、伊勢丹別注のネイビーが欲しかったので三越オンラインのLINEで商品画像を送ってもらい、色味を確かめ購入した。5万円の服をオンラインで買うのは初めてだったから届くまで不安だったけど、本当に大満足。袖のたっぷりしたデザインや控えめにキラキラするスパンコール、花の刺繍、全部大好き。洗えるのも最高。
Deuxieme Classe EDEN PUFFブラウス
スーツのインナーになるブラウスを探してたときにこういうシンプルなブラウスって意外と見つからなくて、飾りがついてたり背中が大きく開いてたりするたびに、「普通でいいんだよ〜」と途方に暮れていた。このブラウスは首の詰まり具合、背中がファスナーで全部閉じるところ、ふんわりした袖がお気に入り。通勤用だけじゃなく休日にデニムに合わせて着たりもした。
ANAYI スムースニットプルオーバー
スーツのインナー用に買ったもの。薄手のコットンニットでジャケットの中でもスッキリ着られ、ボートネックの開き具合も丁度良く洗えるのも最高。お店で試着したときに店員さんに「こういうのを探してたんですー！」とはしゃいでしまった。
VERMEIL par iena ウールカシミヤWフェイスドルマンプルオーバー
大草直子さんのYouTubeで三尋木奈保さんが着用していたニット。ボートネックの感じ、袖のふんわり感、ピンクベージュの色味が絶対好きだと思い、試着のつもりでゾゾタウンで取り寄せぴったりだったので購入した。ジャケットを着ない日の通勤服として大活躍している。
エブール コート2着
靴、バッグに次ぐ清水買いだったが、コートは冬の間毎日着るから本当に好きな服を買って大正解だった。長く大事にしたい2着。
ーーー
30代になってはっきり自覚したのは、私は人前に立つのが苦手で、目立つのが好きじゃなくて、裏方で手を動かしてそれが人の役に立つことに喜びを感じるということだった。仕事でも、自分の性格でも。
モブになりたくないと20代の頃は思っていたけど、今はモブになりたい。作ったもので評価されたい。私自身は隠れていたい。
洋服を集めていたときに密かに持っていたテーマは「控えめな職人」だった。目立たないがよく見ると良い素材、こだわったデザイン、というのに自分は惹かれる。「これは控えめな職人が着ているか？」という視点で服を選ぶのは楽しかった。
買った服を振り返ってみると、何となく30代にして自分のスタイルのようなものが見えかけている。ベースカラーはネイビー。上半身は白、アイボリー、ピンクベージュ。シンプルな服。
ずっとファッションには自信がなかったけれど、「これが私です」と見る人にひたひたと伝わるような表現ができるといいなと思う。
