女の体は厄介

週5で会社に行く生活が始まった。もう疲労困憊とはこのことかと思うほど疲れ果てている。さらに出社が始まった週の金曜日の朝、約2年来てなかった生理が再開した。こんな最悪のタイミングってある!?とずーんと重くなる下腹部をさすりながら自分の体を恨んだ。産後、生理が来なかった1年間は非常に快適だった。女の体は本当に厄介だと思う。

少し前に、女子高生のイラストが新聞広告に載って話題になっていた。新聞という公共の場で未成年を性的に見ることを肯定するメッセージを出したらだめだという当たり前のことが、なぜかすごくややこしい議論になっていてもうよくわからなかった。ただこの先、新聞を買う機会があれば日経新聞は絶対買わない。きっと真面目な記者も沢山いるのだろうし今回の件は広告担当者が判断を誤ったと思うけど、他にも新聞はあるから困ることはない気がする。(私は膝下ストッキングを毎日履くけど、アツギもTwitterでの炎上を見て以来二度と買わない。)

唐突だけど、私は前職で胸がないというイジりを上司から受けていた。今思えばちゃんと録音して出るとこに出たら勝てる事案だったと思うけど、辞めた今となっては二度と思い出したくない出来事だ。当時、自分の体を見られることが気持ち悪くていつも体のラインを隠すような服を選んでいた。
胸があっても無くても、女の体をジロジロ見てはいけない。女だけじゃない。誰の体もジロジロ見てはいけない。欲望を公共の場で出してはいけない。そんな当たり前のことが、どうして理解されないのか。

まだ小さい娘を見ながら、彼女が大きくなる過程でどうか不躾な視線にさらされませんように、何の辛い思いもせず、自分の体を恨んだりすることがなく、自由にのびのび生きられますようにと祈るばかりである。