最近のこと

絶対受かってるだろうと思ってた資格試験に落ちてた。娘を寝かしつけたあとに起きて勉強したり、仕事の移動時間に勉強したり、直前の土日はずっと夫に娘を見ててもらって勉強したのに、落ちてた。自己採点でも受かってるだろうと思ったし、会社の人にも「多分大丈夫だと思います」と話してたから恥ずかしくて泣きそう。また今年も受ける。

ただの自分の勉強不足なんだけど、つい日々の行いに原因があるような気がしてしまう。最近上司の悪口言いまくってたのが良くなかったのかなとか。

どんな仕事も勉強し続けないといけないんだろうけど、早くとるべき資格を取りきって楽になりたい。もう何もしとうない。

最近読んだ本

川上未映子『黄色い家』『深く、しっかり息をして』

私が普通の家に育って、教育が受けられて、今まっとうにお金をもらえる仕事についてることは、ラッキーだっただけでしかない。自分自身、お金は本当にどんぶり勘定なので、貯金をちゃんとしようと給与口座から毎月天引きする手続きをした。2024年は貯金元年にする。

エッセイの方は、モテについて書かれた章がすごい面白かった。学生時代、彼氏が途切れなかった子を思い出し、たしかに彼女は目に入る男性すべてを恋愛対象として見てる感じがあった。私はそもそも、人を恋愛対象として見ることを自分に良しとしてないな、とふと思った。

・柚木麻子『ついでにジェントルメン』『とりあえずお湯わかせ』

柚木麻子さんは声を上げてみんなを巻き込んでいく人なんだと思う。その明るさとか怒りのパワーが今の自分にはちょっとしんどく感じてしまった。また時間をあけて読み直したい。

・石田夏穂『ケチる貴方』

仕事の描写の解像度が高くてふふっと笑ってしまった。調べたら作者は工業系企業で働いているらしい。私も建築・土木業界におり、近い世界のあるあるネタに笑った。

なるべく淡々と普通に働きたいと思ってるに、「もう辞めてやる!」と心の中でキレ散らかす時もあれば、「楽しくてたまらん!」と興奮するときもある。仕事に気持ちを振り回されまくっている。普通でいることは難しいし、他の人も実は同じように思ってるのかもしれない。

仕事小説としてかなり好きだったし、作者の他の作品も読んでみたい。

明日は家でのんびり過ごして、日曜は文学フリマに行ってみる。ドキドキ。