夫と娘と一緒に文学フリマ京都に行ってきた。夫も私も初めての文学フリマ。
まずは絵本を購入したくて乙幡啓子さんのブースに。乙幡さんご本人がいらっしゃって、絵本購入後ドキドキしながら、「鳩ヒールの記事、大好きで何度も読んでます。」と伝えたら「鳩ヒールのポストカードありますよ」と言ってもらったのに、わー本当ですねと言ったあと緊張でもごもごしてしまい、うやむやに立ち去ってしまった。そこはファンとしてすぐに「買います！」と言うべきだった..自分に後悔..絵本は娘が「ネコちゃんだ〜」と嬉しそうにしている。その後、藤先針子さんの絵本、さとうまりさん・あきのかなこさんの絵本を買った。早く娘と一緒に読みたい。
子どもが生まれてからとにかく絵本を買っている。一度ある絵本作家さんの講演に行ったとき「子どもたちにこの世界は生きる価値があるよと伝えたくて書いてる」とおっしゃっててすごく胸を打たれてしまった。それから作者の優しい眼差しを感じる絵本が大好きになっている。
ブログを愛読しているあそさんあとりさんの本も購入した。こちらでもご本人だ！と緊張してしまい、「何で知ってくださったんですか？」と優しく聞いてもらったのに、「ブログをずっと拝読してて、大好きです..」と目も合わせず小声でぼそぼそ言ってしまい後から自分に後悔..。好きな記事とか伝えたかった。
私はとにかく女性作家のお買い物エッセイが大好きで、あそさんのジュエリーエッセイは本当に好きな文章だった。あそさんとあとりさんのおしゃべりを収録した本も面白くて女性同士のキレキレの会話大好き！over the sunのジェーン・スーさんと堀井さんとか、能町みね子さんと久保ミツロウさんとか、女性同士のおしゃべりからしか得られない栄養がある。
あと夫が買ってたブータンや関西の旅行記も読むの楽しみだな。その後も気になる本を数冊買って会場を出た後みやこめっせ前のスタバで早速読んだんだけどやっぱりエッセイは面白い。色々読みながら、私は表現とか発信ができる人への憧れがすごいあるんだよな〜と思った。本はどれも装丁まで含めて1つの作品という感じで、素敵なものを生み出せていいなあ羨ましいなあとすごく思ってしまった。
あと、夫はSNSを全くやらずブログも書いたことが無いらしいんだけど、夫の個人的な経験も書いてくれ〜とお願いした。私が読みたい。夫は前にブータン、ミャンマー、バングラデシュで働いててそんな経験絶対面白いやん、とずっと思っている。
その後essence kyotoに立ち寄り、器とハンガーを買った。木製のハンガーは前に吉川和人さんの展示会で見かけてその美しい佇まいにうっとりしたのに、そのときは購入せず後悔してオンラインでも探しまわっていたのだった。買えて嬉しい！
ハンガーとして使うには美しすぎるのでオブジェとして玄関に飾っている。
安藤由香さんのマグカップは淡い水色で光に当たるとさりげなくキラキラして本当にきれい。尾形アツシさんのお皿はざらっとした質感が色気があってとても好み。器はまだ集め始めたばかりなんだけど、毎日使うものを美しいものでこれから揃えていきたい。
帰宅して娘をお昼寝させ、さっそく新しい器でお茶を飲みながら、買った本たちを読んだ。お菓子は美味しくて、本は面白く、外は気持ちよく晴れてて、完璧な休日って今日みたいな日のことだ。
