日記

いま月1で関東に行く仕事があるのだけど、月曜日に出張だと日曜日から緊張モードで過ごすことになる。せめて火曜日が良かった。。未だに打合せ前は気持ちが落ち着かなくて、新幹線の中でもご飯が食べられない。だいたい野菜ジュースとチョコレート。

新幹線の中では本を読む。仕事した方がいいのかなと思いつつ、新幹線の中でパソコンを見るとめちゃくちゃ酔ってしまう。今日は「成瀬は信じた道を行く」を読んでる。

せっかく東京に行くんだからどこかに寄りたいと思いつつ、打合せ後はいつも疲労困憊ですぐ帰ってしまう。年末に一度打合せが早く終わって丸ビルのコンランショップでクリスマスオーナメントを買って帰ったのは楽しかった。いつかもし時間があったら次は銀座のITOYAに行きたい。ITOYA大好き。f:id:yoly_00:20240226105729j:image

今日はすっきりいい天気で富士山がよく見えた。東海道新幹線の上りは、長いトンネルを抜けた瞬間にぱっと富士山が出てきていつもドラマチックだと思う。

そういえば大学生の時、青春18切符の一人旅にハマってたんだけど、初めて御殿場線に乗ったらあまりにも近い距離にすこーんと富士山が見えて本物だと信じられなくて「あれが富士山なんですか!?」って隣のおじさんに話しかけてしまった。ものすごく不審そうにそうですけどって答えられたのを覚えている。

あと前の会社に静岡出身の後輩がいて「家から富士山見えるの?」って聞いたら「家からは見えないです。その質問もう死ぬほどされます」ってうんざりした顔されたんだった。でもやっぱり見に行こうと思えばすぐ行けるところに富士山がある生活っていいなあって思う。私は新幹線に乗るたびにあと◯分後ってそわそわしながら富士山を探してしまう。

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少し前、栗山監督とユニクロ柳井氏の対談番組を見た。その中で柳井氏が「10年後に自分がどうなっていたいかを想像して、1年後、1週間後、明日やることを逆算するのだ」という話をしていた。私は10年後どうなっていたいだろうと想像したら、子どもをもう一人産んでいたいと急に降ってきたように思って、自分でもうろたえてしまった。正直子どもをもう一人持つことはずっと悩んでいたことだった。お金のことが一番不安だし、住宅だってもっと広いところに引っ越さないといけない。大きなことだと、日本は災害が多くて気候変動も怖いし、世界は平和とはほど遠い。未来がよくなっていくだろうとは1ミリも思えない。

だけど私は娘を生んで一緒に過ごす中で、これほどの幸福を感じたことがなかった。それだけの理由で子どもをもう一人ほしいと思ってる。そう思いながらなぜか泣いてる。

日記

今の上司ともう一緒に働きたくない。感情的に振る舞われることが多くて疲弊する。仕事には楽しさもあるし、お客さんともいい関係を築けていると思う。ただ上司がこの仕事分野で専門であるため、この仕事をする限りずっと関わらなくちゃいけない。脱出方法は自分のやりたいことを変えて他の上司の下につくことだけど、疲弊してると動くのもだるくなってしまう。転職はもっとしんどい。

目をそらすように家ではピアノを練習し続けている。本はなんだか読むのが疲れてしまう。

会社を辞めようって思うときって、底付き体験のような瞬間があると思う。多分まだそこまでは行ってない。あと今、数年単位で継続してる仕事を最後まできっちりやりたい気持ちもある。

あー元気が出ないよー

3連休は好きなことだけして過ごす。

日記

今さらながら、ネットの新海誠好きの元彼の話題を知った。それでふと思い出したんだけど、大学時代に友人男子から新海誠の素晴らしさを熱く語られ、私は初めて秒速5センチメートルを見た。正直、女子に幻想抱きすぎに感じたし、女子が何も語らないし、何を考えてるのわからない。それゆえにミステリアスな感じで描かれてるところが一番苦手だと思ったし、こんな女子がいいと思われたらたまったもんじゃないなと結構怒りを感じてしまった。夫とも大学時代に知り合ったんだけど、「ねえ新海誠とか好きじゃないよね?」と詰め寄ったのを覚えている。

「君の名は」は夫と見に行ったんだけど、やはり心穏やかには見られなかった。隕石が近づいてくる一刻を争う場面で「名前が思い出せんの!」って、そんなことその場面で言わせる必要あるのか?恋する女の子は情緒不安定になっちゃうよねってことか?

新海誠、ファンも多くて多分素晴らしい作品も多いのだろうけど私にとっては完全にnot for meなんだと思う。

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YOASOBIのアイドルの歌詞で「その笑顔で愛してるで」っ何で急に関西弁なんだろうね可愛いねと夫に言ったらそんなわけないでしょと言われた。「その笑顔で愛してるから、誰も彼も虜にしていく」っていう接続詞じゃないかと言われなるほどそんな気もしてくる。

そういえば、前職では東京にいたのだけど、東京生まれ東京育ちの先輩が、私が何か質問するたびに「せやで」とエセ関西弁で答えてくるのを思い出した。愛想笑いで対応してたけどあれはムカつく方の関西弁だった。

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会社をもうすぐ辞める人に「辞める理由きいてもいいですか?」って話しかけたら、「正直この会社にもう未来はないと思ってるんですよね」と言われ、それからずっと体調がわるい。聞いたことを後悔したし、本音は人を傷つける。その人の仕事の一部を私は引き継いでおり、仕事を残して去るなら嘘でも「家庭の事情で..」とか言ってほしかった。私も辞めるか。

今月は誕生日月なので色々買い物している。昨日は夏用のタンクトップを黒と白色違いで買った。少し先の季節の服を用意しておくと生き延びられるという太宰治方式。

日記

この前、高校時代の友人が子どもを連れて遊びに来てくれた。子どもが一気に3人になり、子ども同士がキャーキャー遊んでいるのを見るのは嬉しかった。

普段、保育園の送り迎えでも保護者同士だと一瞬の挨拶程度しか言葉を交わさない。だからママ友もいないし、公園で年が近そうな子のお母さんに会ったらごくたまに「おいくつですか?」「うちは2歳です」ぐらいの会話をする程度だ。

自分の交友関係の狭さで、娘が色んな人と関わる機会を損失してるんじゃないかってたまに不安になる。もうすぐ娘は3歳になるから習い事を本格検討している。

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村崎さんのブログを読んで、10年ぶりぐらいにNANAを全巻一気に読んだ。

初めて読んだときは中学生とかで、当時あんなに憧れを持って見てたはずなんだけど、読み終わって最初に出た感想は、「避妊と仕事はしっかりしたほうがいいと思うな..」だった。自分が年を取ったことを感じる。母目線で見てしまう。お母さん、合意のない性行為を強要してくる男はやめたほうがいいと思うな。

未来の奈々は着付けの仕事をしていて堅実に生きてそうなのが伝わってくる。タクミと離婚を考えるぐらい経済的にも自立してそうだし、その過程を見てみたかった。

そういえば「あの子は貴族」も、高貴な家で飼われるように暮らすところから脱出する話だった。奈々も白金の家では閉じた世界だったはずだけど、子育てしながらどうやって自立したんだろう。

子どもに、まっとうにお金を稼いで生きる力を身に着けて欲しいと願いつつ、それが何で叶うのかわからない。とりあえず中学受験でも、海外留学でも、やりたいことをできる財力が必要なのは明らかで、今日も働くか〜という感じ。

日記

何となく気分が乗らない日が続いている。原因は明らかで、上司と折り合いが悪いからである。もう心を殺して淡々と自分のやるべきことをやる。

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光る君へを毎週見てる。人生で初めて大河ドラマを見てる。それがきっかけで休日は宇治に行ったり、石山寺に行ったり、大津歴史博物館の紫式部展に行ったり、ゆかりのある場所を家族でめぐっては聖地巡礼の楽しみを実感している。

そういえば夫は旅行先で天守閣とか遺跡とか古墳とか見たがるんだけど、私は歴史も詳しくないし全くそういうのに興味が持てなかった。けど今は夫の楽しみがちょっとわかる。ここが実際の場所か〜!っていうのに興奮するんだよね。

あと大河ドラマって戦の場面が多いイメージだけど、光る君へはそういう場面が少なくて心穏やかに見られるのがいい。

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誕生日月なので自分にpreekのピアスを買った。
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地金のぽってりしたフープピアスがずっと欲しくてオンラインで買った。キャッチタイプだから重さもあまり気にならないし、子どもと公園に行ったりするときにも気軽に使えてさっそく愛用している。

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最近、娘と音楽教室の体験に行ったのだけど、自分も仕事と家庭以外に別の場所が欲しくなり、大人のバレエ教室に今度体験に行くことにした。行こうと決めた日から毎日ストレッチをしている。開脚90度ぐらいしかできなくなってるけど毎日やったらまた柔らかくなるだろうか。目指せY字バランス。オンラインで可愛いウェアを見るのも楽しい。

去年勢いで買った電子ピアノは全然弾いてなかったけど、急に思い立って娘の好きなYOASOBIのアイドルを夜な夜な練習している。

少し前まで無趣味で悩んでいたけど、急にやる気に溢れている。

元はといえば、もう仕事のことを考えたくない、仕事に自分の人生を乗っ取られてたまるかという後向きなモチベーションからだった。でもこのやる気の波に今のっとかないといけない気がする。続かないかもしれないけど、ストレッチもピアノも今のところは楽しくやれてる気がする。

「我が手の太陽」読んだ

石田夏穂さんの「我が手の太陽」読んだ。もう途中から怖くてしょうがなかった。仕事の年数が増えるほど自信とプライドで、自分の失敗を認められなくなるんだろうね。仕事にプライドを持つって何なんだろうね。自分は仕事できないなって思ってるぐらいのほうが何事にも慎重になっていいのかもね。ただ自己評価が低くなりすぎるとそれはそれで「自分なんかが..」とチャンスを掴みに行けないだろうし、どう思いながら働くのがいいんだろうね。石田夏穂さんはこういう不安定さを描くのが上手いなあと思う。「ケチる貴方」でもついやり過ぎる、やらなさ過ぎる、その行き来に人間のままならなさを感じて面白かった。

あと私は工事現場に時々行くんだけど、これほど臨場感を持って溶接工の仕事を疑似体験できる小説ある!?そうそうスタッド溶接は専用電源じゃないとだめなんだよ大電流だから、とニヤニヤしてしまった。型枠工、左官工とかの職人小説も読んでみたい。

小説の主人公は自分の仕事を「工事の人」とうっすら見下していてそれがちょっと苦しかった。私は何の職人でもないし、もちろん溶接もできない。職人さんがいないと現場は進んでいかない。でもオフィスの空調が管理された環境で働いてる時、暑さ、寒さの中、手を動かす職人さんに後ろめたさがないわけではない。あと工事現場は多分東南アジア出身と思われる人も多い。外国から来て母国とは違う状況で働いている。雇ってる会社は来てくれた人たちをどうか搾取しないでほしい。技術を身に着けてお金を稼いで幸せでいてほしい。私がそんなことを思うのも傲慢かもしれないけど。

関係ないけど、昔いとこが総合商社に内定したとき親戚があまりにもすごいすごいと褒めるので私は内心「商社なんて、モノ右から左に流すだけやろ」と悪態をついてた。総合商社に内定をもらう難しさもわかってたし、「上」の仕事についたことが羨ましくて仕方なかったんだと思う。

仕事に上も下もあるはずがない。その人が自分の仕事に満足して幸せに働けていたら、それは十分いい仕事だ。だけど時々見失ってしまうのよね。IT系とか、外資系とか、金融系とか、医者です、とか弁護士です、とかそういうのに一瞬怯んでしまう感じをなんか思いだしちゃった。

前に好きで何度も見てたドラマ「すいか」で、銀行員の主人公と警察官の女性のこんな会話があった。主人公が、仕事は何をやっているかの内容が大事だ、と言ったときに刑事はこう返す。

刑事「え、飛行機のパイロットより宇宙飛行士がえらいとか、そういうこと本気で思ってます?」

主人公「いや、別にあの」

刑事「じゃあ、信用金庫のOLはお豆腐屋さんより上ですか?下ですか?

それつまらないでしょ。ものすごく面白い人とか、ものすごく尊敬する人と一緒にいる職場が最高でしょやっぱり」

主人公「いるんですか? 刑事さんにはそういう人が」

刑事「私の場合は、犯人...?」

すいかのドラマは名ゼリフが多いんだけど、片桐はいり演じる刑事のセリフは、働いてる今すごく胸に迫りくるものがある。

「ものすごく面白い人とか、ものすごく尊敬する人と一緒にいる職場が最高でしょ」って言われたら、何も言えなくなっちゃうな。自分の職場はどうなんだろうな

会社を辞めたい気持ち

仕事が今日の午前中まで猛烈に忙しかったが、一旦完成して待ちの状態になったら急に午後から暇になってしまった。社内に人も少なくて、ネットサーフィンしたりトイレでラジオ体操したり時間を潰してたんだけど、ふと思いついて職務経歴書を作り始めた。2年前に転職用に作成して以来更新してなかったが、今の会社の分も書き出すと内容が充実した。

最近転職したい気持ちが抑えられない。うちの会社は吹けば飛ぶような中小企業なんだけど、20代、30代の流出が止まらない。理由は明らかで、人手不足の中、偉い人が下を育てる余裕がなく若者にいきなり負担の大きい業務を担当させるからだ。それなのに誰も面倒みてあげず放置され、学べることもなく、お客さんからは怒られが発生する。その状況に耐えられなくなった人から辞めていく。私も何度も上司に「どうやって仕事進めたらいいかわかりません!!泣」ってやってるんだけど、本当はそっちからもうちょっと教えてくれ〜と思う。見て盗め、みたいな職人技の世界でも無いからさあ〜。

転職を考えてると言っても、今のところお客さんはいい人ばかりで仕事もやりがいがある。今やってる仕事はどれも数年単位だから、途中離脱せず最後まできっちり仕上げたい気持ちもある。

一方で同年代が次々辞めていくと会社の空気は良いわけないし、誰かが辞めるっていうのは残される者にとっては今の環境を否定されてるような気持ちになるからさあ〜。

とりあえず職務経歴書は最新バージョンに更新したから、どこかの転職サイトに載っけておく。